久しぶりのシャワー
6/13(日)
術後、1週間となった朝、7時に看護師さんにお腹を診てもらうと、やはり右側のドレーン穴だった所から体液がまた漏れ出している。
ガーゼを替えてもらう。
夜勤時の看護師さんは3人体制で常駐しているらしい。
6/14(月)
今日はほとんど固形物を食べなかった。
すると下痢がある程度治まり、夜に連続で4時間半程度寝れた。
トイレで一度起きたが、その後また1時間半程度寝れた。
トータルで6時間寝れれば大丈夫。
早朝4時くらいにデイルームへ移動した。
朝食後、検査担当の看護師が病室に来て「レントゲンがありますので1階の放射線科へ行って下さい」と言われた。
なので初めて自力で1階へ歩いて行った。
少し疲れたが何とか歩けた。
その後、採血と通常回診があり、午前中にリハビリの代役の人が来た。
廊下の往復とデイルームでのスクワットとかかとを上げる運動をした。
11時頃に消化器科の担当医が病室にやってきて大腸のポリープは全然問題無かったと報告があった。
食事は相変わらずあまり取れないが、下痢は大分治って来た。
今までは水用便で食べ物のカスが便器の中で浮遊していたのが沈殿するようになった。
6/15(火)
寝る前に看護師さんに頼んでカロナールを貰って飲んだので今夜もそこそこ寝られた。
何度かトイレには行ったが、ガスは出るが便は出ない。
明け方に少し便が出たが昨日よりペースト状な便が出た。
下痢は治ったようだ。
主治医からお風呂の許可を貰ったので看護師さんに空きの確認をすると、」今日の午前中は介護が必要な人がお風呂を使うので午後からになります」と言われた。
午後はリハビリがあるのでシャワー室を3時から予約して貰った。
食事が進まない事を気にして看護師さんが相談したのか午後から年配の栄養士さんが病室へやって来た。
「補助食のゼリーもドリンクも甘ったるくて食べにくい」と伝えると「アイソカルのポタージュ味とゼリーを昼食に出すので、どちらが食べやすいか比べて下さい」と言われた。
ポタージュ味も飲んでみたが独特の味は相変わらずなのでアクエリアスと一緒に流し込んだ。
「ゼリーはどれも食べにくい」と伝えると栄養士さんが夕食からはゼリーを茶碗蒸しに変更してくれた。
午後2時頃にリハビリの担当者が病室へやってきた。
今日からは1階にあるリハビリルームで行うようだ。
そこそこの広さに色んなリハビリ用機材が設置してあった。
最初は昨日行ったスクワット10回、踵上げ10回だ。
これを休憩を挟んで2セットする。
次にハンドルがないエアロマシンで負荷1の状態で6分間ペダルを漕ぐ。
スピードは45〜50をキープしてと言われた。
まだペダルが軽いので余裕でこなせた。
明日以降、徐々に負荷を与えて体力強化を目指すらしい。
病室に戻ると看護師さんがシャワー室の空きを確認しに行ってくれた。
5分くらい前にシャワー室に入って良いと許可が出た。
8日振りのシャワーは気持ち良かった。
ボディソープは大きなボトルの方は安いやつなのか、泡立ちが悪い。
ビオレの泡タイプがあったのでこちらを使用。
シャンプーは大きなボトルのリンスインシャンプーしか無かった。
髪がパサパサになる感じ。
脱衣所には鏡とドライヤーがあるので髪を乾かす。
とにかく生き返った感じがする。
2日に1回程度シャワーが浴びれたらいいかな?
ダンピング症候群
6/11(金)
朝の担当医の話ではお昼から食事が出ると言っていたが、朝食から食事が出た。
五分粥とカボチャの煮付けと豆腐と玉ねぎの味噌汁だった。
9割ほど食べられた。
お昼は冷やし中華のうどんバージョンと野菜蒸しのようなおかずとヤクルト。
間食で、クラッカーと野菜ジュースが付いていたが、お腹が張って苦しくなって食べれなかった。
昼前に個室から大部屋へ移動する事になった。
棟の1番端の角部屋でした。
そこは4人部屋で私は角部屋のさらに角の窓側にベッドを置かれました。
1人の若い男性は盲腸で2日後に退院した。
残りの2人は年配の方で2人とも白内障の手術をする為に入院していると言う。
3時の痛み止めの点滴が終わったら点滴を外してもらえた。
針とホースとアダプターだけ残しただけなので両手が自由に使える様になった。
リハビリの前にトイレに行くと左側のドレーン穴から体液が漏れ出した。
暖かくパジャマまで染みる量が出たので看護師に言うと腹帯を新しいのに替えてもらった。
前の腹帯は自宅で洗って乾いたらまた持って来てくださいと言われた。
夕食前の5:50分頃に看護師さんが「座薬を入れましょう」とお尻から下剤を入れられて10分後にトイレに直行。
トイレからベッドに戻ると夕食が置かれていた。
直ぐに看護師さんが来て「食欲はありますか?」と言われた。
下痢の状態で食欲が出る訳がないのでデザート用のジョアとお茶だけ残して下げてもらった。
その後も朝まで1時間越しにトイレに行った。
途中からお昼に食べたうどんの麺がそのままの形で出ていた。
多目に噛んで食べているつもりだったが、噛み切れて無かったようだ。
深夜3時過ぎに痛み止めの点滴をしてもらう。
一応、この痛み止めが最後だと看護師さんが言っていた。
「痛みが強い場合には遠慮なく言って下さい」と夜勤の若い看護師さんから言われた。
6/12(土)
朝食にミルクパンとポタージュスープと野菜の荷物のような食事が出る。
パンを少し食べてみたが固形物はまだ受け入れられそうにない。
ポタージュスープとヤクルトだけ頂いた。
昨日の間食用にもらった野菜ジュース
しばらくスープ系の食事にして欲しい気がして来た。
ビタミン不足を懸念して自販機でmatchを買うが微炭酸でもまともに飲めない。
なので半分以上残してアクエリアスを買い直した。
朝の定期検診で右側のドレーンを抜かれた。
抜く時、左側よりもかなり痛かった。
担当医が今日から漢方薬が出ると言っていた。
月曜日にはお風呂に入れるかも?
昼も夜もジョアやゼリーなどしか食べれなくなる。
ずっと下痢状態が続き、下剤を飲んでいなくても昨日と同じ水用便しか出ない。
同じ水用便でも点滴だけの時はお茶の濁った様な色だったが、食事が出てからは色が黄色っぽくなり、固形物が浮遊しているのが分かる。
うどん以降、はっきりと認識は出来ないが食べ物のカスまたは、消化出来ないまま放出された食べ物だろう。
体力が落ちて声もかすれてしまった。
部屋付きのトイレに行くとトイレを流す音がやはり大きく、他の患者さんの迷惑になるので夜中の1時過ぎにデイルームへ移動して、その横のトイレを使う事にした。
平均しても30分に1回のペース程度でトイレに行った。
小銭が面倒くさいなぁと思っていたが、自販機でPayPayが使える事を知った。
Cock onのアプリを初めて使ったが便利だと思う。
またアクエリアスを購入。
朝の5時を過ぎると警備員さんがデイルームのカーテンを開けに来た。
外がすっかり明るくなっていた。
この時間から他の患者さんが少しずつ動き出してくる。
6時前に病室に戻る事にする。
術後の痛み
6/9(水)
昨日の夜から傷口が痛み出す。
麻酔の効果が薄れたようだ。
痛過ぎて眠れない。
背中の痛み止めが入ると少し痛みが和らぐ。
主治医に頼んで痛み止めの点滴を出してもらった。
6/10(木)
朝一に血液検査をした。
9時過ぎに胃透視の検査のために車椅子で1階へ移動。
飲まされたのはバリウムではなく下痢の入った透明な苦い液体だった。
傷口の痛みと立ち上がった時の気持ち悪さで生汗が出る。
車椅子で病室に戻って先にトイレに入る。
少量の液体と体内の汚れのような濃い緑色の液体が出た。
しばらくしてまた便意が来る。
看護師さんを呼んでトイレに行くと溜まっていた排液ののような液体が大量に出た。
同時にガスも出たのでお腹の張りが軽減された。
やっと落ち着いたと思ったら、次にレントゲンを撮るというので、また1階へ車椅子で移動する。
最初は立ったままで2回目は寝た状態でレントゲンを撮る。
病室に戻って主治医の回診時に「痛みが取れない」と直訴すると痛み止めの点滴を処方してくれた。
これで少し痛みが軽くなった。
お昼前に「アイソカル100」という栄養補助食品が2本出た。
しかし味が「あずき味」だった。
後で看護師さんに「次回から違う味に変えてください」と申し込む。
お昼過ぎからはリハビリが行われる。
昨日は担当者がお昼から別件があって午前中に来たが、基本的に午後からの食事の1時間後くらいを予定していると言っていた。
リハビリでは歩いて病棟の片側を往復してみた。
まだ痛みと気分が悪くなるので徐々に距離を延ばして行きたい。
夕方に左側のドレーンと背中の点滴が外れた。
夕食のアイソカルはカフェモカ味だった。
しかし甘ったるいのは変わりなく1本飲んで辞めた。
残りは翌日の早朝に飲んだ。
担当医に「痛みで眠れない」と訴えると痛み止めの点滴を出してもらった。
解熱作用もあるらしい。
体温は37°〜38°を行ったり来たりしている。
血圧は120-80程度で通常と同じくらいに戻った。
とうとう手術です。
6/7(月)
手術当日
朝5時に起床
その後、下剤をお尻から入れられトイレへ行く。
9時半前に妻が病室に来る。
その後手術着に着替える。
10時半前に手術室へ向かう。
手術室の大きな自動ドアの中に入ると男女3人手術着の人が待っていた。
最初は麻酔科が担当だ。
背中を丸めて横向きになり背骨あたりに管を入れられる。
これがかなり痛い。
その後、点滴から麻酔が入れられて意識を失う。
術式は腹腔鏡手術です。
お腹の左右に4箇所、胸の中心に1箇所とおへそ付近は4cm程度切開と合計6箇所の穴を開ける計画でした。
目が覚めると手術が終わっていて、そのまま病室へ移動した。
妻に時間を聞いてビックリ!
夜の11時半だった。
気が付かないうちに夜になっていた。
後から聞いた話だと脾臓に繋がる静脈を誤って切断してしまい、大量の出血があったそうです。
量にして2リットル弱の出血があり、急遽、予定に無かった輸血がされたそうです。
豆知識
大量出血について
体重50kgの人の血液量は4Lになります。
さまざまな原因で血管が破れ、血管内を流れている血液が血管外に漏れ出て出血します。
全血液量の約20%(体重50kgの人で800mL)以上が短時間で失われると出血性ショックとなり、さらに30%(1200mL)以上の出血で生命の危険があるといわれます。
胸の傷口も少し広げて血管の縫合などもあったので予定の時間は5時間だったが大幅に超える13時間経過していた。
術後は酸素マスクに腕と背中に点滴されて、左右のお腹にはドレーンチューブが付いている。
尿管カテーテルも着いていて心電図と血中酸素を測る装置も着けていた。
血圧が低い。
80-60程度のようだ。
熱も39°くらいあるみたいだ。
6/8(火)
何か音がするなあ、と思っていたら朝の5:20にiPhoneのアラームが鳴り出した。
爽やかなメロディーで音量もそんなに大きくは無いので放置していたが、一向に止まる気配が無い。
しょうがないのでナースコールで看護師さんを呼んで鍵付きの引き出しからiPhoneを出してもらってアラームをOFFにした。
左手には血中酸素測定器、右手は点滴が着いている状態だが、何とかSNS程度なら出来そうなので、主要な所に書き込みを行った。
昔なら電話連絡が当たり前だったが、今は様々なツールがあるので便利になった。
友人や従兄弟や会社関係者などにも手術が無事に終わった事を報告した。
8時過ぎに担当医が昨夜の手術の説明に来た。
「結構大変でした」とトラブル続きで苦労したみたいな話をしていた。
医療ミスだったとは絶対に言わないですね。
午前中までは、麻酔が効いているのか、動かなければそんなに痛みは無かった。
しかし、徐々に痛みが増してくる。
全体的に痛過ぎて外の傷なのか、中の傷なのか判断し難い。
酸素マスクをしてると逆に息苦しい。
ずっと同じ体勢なので腰も痛くなる。
お昼を過ぎてからリハビリの担当者が病室に来ました。
最初なのでベッドの上で軽い足のストレッチ程度です。
「ベッドに座ってみましょうか」と言われたので痛みを堪えてなんとかベッドの脇に座ってみた。
しかし、急激に気分が悪くなってきた。
担当者も私の顔色が真っ青になるのを見て「大丈夫ですか?無理しなくていいですよ」と言いました。
これ以上は危険と判断したのか「一旦、横になりましょう」と言って、また仰向けに寝ました。
盲腸の手術の時は翌日から自力で歩いてトイレにも行けたが、今回は手術の規模が違うので簡単には動けないようだ。
焦らずにリハビリを続けるしかないな。
ついに入院
6/5(土) 入院前日
朝食は焼き飯を作って食べた。
お昼は味噌ラーメンを食べた。
夕食の最後の晩餐はお好み焼きを作って食べた。
そして最後のビールを飲んだ。
6/6(日) 入院当日
朝食は昨日買っておいた鯛めしのおにぎりと妻が作った玉ねぎと卵の味噌汁だった。
お昼前にむぎチョコを炭酸ジュースで流し込む。
なので昼食は食べなかった。
病院に行く前に息子を呼んで玄関前で写真を撮った。
その後、妻と一緒に写真を撮った。
結局、家族3人の写真は撮らなかった。
私が1番太っていた写真になるでしょう。
その後、妻の車を私が運転して妻と二人で病院へ行きました。
しばらくすると妻が「やばい、泣きそう」と言って号泣しだしましだ。
家の中では息子もいるし、平静を保っていたのですが、二人だけになって感情が湧き出したのでしょうか?
病室はナースステーション近くの個室が用意されていました。
簡単な入院中の説明が看護師さんか、ありました。
その後、病院用のパジャマに着替えたら看護師さんにお腹周りのムダ毛の処理をされました。
私は比較的、体毛が少ない方なので少ししか切ってないです。
その後は午前中、家でも洗ったのですが、病院でもシャワーを浴びました。
その後、妻は家に帰りました。
驚いた事に明日、手術なのに夕食が出ました。
しかし「9時前に下剤を飲んでください」と看護師さんに言われました。
明日はいよいよ手術です。
手術スケジュール
5/27(木) AM9:00
今後のスケジュールを聞きに病院へ行く。
先に外科医の説明がある。
医師は胃がんの位置が上部にあるので胃を残す事が難しいらしく、胃の全摘出手術になるでしょう、という事だった。
胃を全部取ると体重の15%、大体10キロくらい減ると言われた。
そして一緒に胆のうも摘出して、場合によっては脾臓も摘出する可能性があると言われた。
手術は早い方が良いという事で6/7(月)に決まった。
元々は早期癌の方の手術をする予定だったが、私の方が状態が悪いので順番を入れ替えると医師が言っていた。
あまりの急展開に心が追い付かないが、コロナ禍のご時世でトントン拍子で事が進むのは意外と幸運なのかも知れない。
午後からはバリウム検査になった。
この検査室では装置の真横にモニターが2台あり、医師も真横で操作しながら撮影をしていた。
うつ伏せや横向きになると自分のお腹のレントゲン映像がリアルタイムで確認出来る。
途中、発泡剤とバリウムの追加があり、トータル30分間、ベッドの上でグルグル回された。
検査の結果、胃の腫瘍自体は3cm程度だが、腫瘍を中心として根っこのように外へ広がっている形跡が見えるという事であった。
なので外科医が説明した胃の全摘出は残念ながら覆せないと申し訳なさそうに消化器科の担当医が話していた。
6/4(金) AM11:00
妻と二人で病院へ行く
先に外科の担当医による手術説明があり、その後、PCR検査を行う予定だったが、患者が多く12時半過ぎても診察の順番が来なくて午後1時前になってPCR検査を先にやった。
担当医のお昼休みの為か、午後の診察は2時以降になり、看護師から「お昼をとってきていいですよ」と言われ待合所から移動して昼飯を食べる事にする。待合所に戻って二組目にやっと担当医に呼ばれた。
手術の説明があった。
残念ながらやっぱり脾臓も摘出する事になった。
「仮に後に脾臓に癌が出来て手術は出来ないか?」と医師に問うと「リンパ節に近いから脾臓以外に転移する可能性があります」と言われた。
そう言われると脾臓を摘出する事に同意するしかない。
胆のうは残しておくと結石が出来てしまう恐れがあるから取るみたいで最近は胃の切除とセットみたいだ。
手術時間はおよそ5時間程度を考えているらしい。
入院時と手術日と退院日は家族の面会及び付き添いは可能だが、緊急を除くその他は家族でも面会出来ないらしい。
家に帰り着いたのは午後の4時過ぎだった。
5時前に連絡していた保険会社の人が二人、家に来る。
胃がんは三代疾病の病気なので一時金だけでも○00万円の保証金が振り込まれるそうだ。
その後、家族を連れて急遽、日程を変更して車検に出していた私の車をディーラーへ引き取りに行く。
帰りに地元でお気に入りのへうどん屋へ行く。
海老天うどんの大盛りにミニゴボ天をトッピングのスペシャルメニューを注文した。
久しぶりだけど、やっぱりこのお店のうどんは美味しい。
これが手術前の最後の外食となった。
検査は続く
内視鏡検査前日
今夜の夕飯は素うどんのみ。
朝からコーヒーしか飲んでない。
午後9時に水200ccに下剤を混ぜて飲む。
2〜3時間後に便が出ると書いてあったがお腹がぐるぐると鳴るだけでトイレに行く程でもなかったのでそのまま就寝。
朝になっても下剤の効果はないみたい。
5/26(水) AM8:15
病院に行って内視鏡による大腸検査をする。
控え室に集められたのは自分を含めて3人だ。
年配の女性と年配の男性だ。
仕切りがされた席に個別に案内される。
モビプレップという薬の入った液体が2リットル入った容器が机に置いてある。
この薬を1時間掛けて1リットルをコップ6杯に分けて飲むらしい。
その後、水500mlを3杯に分けて飲む。
各一杯毎に排便チェックシートに○✖️を記入するシステムになっている。
大腸検査時に内視鏡手術でのポリープ切除を行った場合は1日入院となり、入院前にコロナのPCR検査をするみたいだ。
自分の場合、薬6杯では便意がなかった。
その後、冷たい水を一杯飲むと1度目の便意が…。
すでに固形物はほとんど出ない。
席に戻って2杯目の水を飲む。
程なくして2度目の便意がやってくる。
ほぼ水しか出なくなる。
席に戻って3杯目を飲む。
この時点で10:23分になっていた。
10:25分に3回目のトイレへ。
水しか出てないみたい。
10:30分を過ぎてからは待合室にあるトイレで排便し、便の状態を看護師さんにチェックしてもらわなければならない。
10:35分待合室のトイレへ入る。
出るのは黄色い水だけだった。
恥ずかしいがトイレ横の呼び出しボタンを押して看護師さんを呼んで見てもらう。
「キレイですね、お薬飲みましょう」と言って腸の中の泡を取るという白い液体を持ってきた。
この間、胃カメラを飲む前にも飲んだ薬だった。
この薬と同時に水をまた2杯む事になる。
10:45分にまたトイレへ。
この後、これを何度か繰り返しす事となる。
待合室前には1時過ぎになると事前に薬をもらい自宅で下剤を飲んで対応してきた人が数人やってきた。
検査は予約制で何やら自宅から来た人が先に検査をする感じだ。
朝出てきた受付票の受付番号は14番だったが、消化器内科予約の予約時間は「17:30〜」となっていた!
一緒に病院で、下剤を飲んだ年配の男性の方も待ちくたびれて愚痴をこぼしていた。
その人の話だと、この病院はコロナ患者が多数いるらしい。
先程も防護服姿の人達がドーム型のストレッチャーに乗せられて救急搬送された患者さんが運ばれて来ていた。
患者が運ばれて来る通路はその間、閉鎖され待合室前の椅子に座っていると奥の椅子へ移動をお願いされる。
このような事が3回もあった。
予想に反して1時間以上前に順番が来た。
しかし、やはり検査待ちの最後だった。
おしりの部分に穴が空いている半ズボンと診察着に着替えて、しばらくして診察台へ。
内視鏡を肛門にゼリー状の薬を塗られ、腸の奥まで内視鏡をねじ込んで行くのだが、これがかなり痛い。
腸はくねくねと曲がっているので曲がり角が特に痛いのかも知れない。
奥まで届くと徐々に抜きながらポリープなどが無いか確認していく。
途中、小さなポリープが発見され、細い投げ縄のような輪っかの着いたワイヤー線を挿入してポリープを輪っかに入れて切除した。
出血はあるが、薬剤を注入して止血させていた。
それ以外は特に腸に異常はないみたいで内視鏡を抜いて検査終了。
医師にポリープについて訊ねると「小さなポリープで3ミリ程度ですので入院の必要はないです」と言っていた。
一安心だ。
バリウム検査は急遽翌日の5/27(木)にしてもらった。
当日は外科医の説明も一緒にしてもらえるようになった。