kaie0307’s blog

胃がんと告知されました。

とうとう手術です。

6/7(月)

手術当日

朝5時に起床

その後、下剤をお尻から入れられトイレへ行く。

 

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9時半前に妻が病室に来る。

その後手術着に着替える。

 

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10時半前に手術室へ向かう。

 

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手術室の大きな自動ドアの中に入ると男女3人手術着の人が待っていた。

 

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最初は麻酔科が担当だ。

背中を丸めて横向きになり背骨あたりに管を入れられる。

これがかなり痛い。

 

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その後、点滴から麻酔が入れられて意識を失う。

 

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術式は腹腔鏡手術です。

 

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お腹の左右に4箇所、胸の中心に1箇所とおへそ付近は4cm程度切開と合計6箇所の穴を開ける計画でした。

 

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目が覚めると手術が終わっていて、そのまま病室へ移動した。

 

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妻に時間を聞いてビックリ!

夜の11時半だった。

気が付かないうちに夜になっていた。

 

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後から聞いた話だと脾臓に繋がる静脈を誤って切断してしまい、大量の出血があったそうです。

 

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量にして2リットル弱の出血があり、急遽、予定に無かった輸血がされたそうです。

 

豆知識

大量出血について

体重50kgの人の血液量は4Lになります。

さまざまな原因で血管が破れ、血管内を流れている血液が血管外に漏れ出て出血します。

全血液量の約20%(体重50kgの人で800mL)以上が短時間で失われると出血性ショックとなり、さらに30%(1200mL)以上の出血で生命の危険があるといわれます。


胸の傷口も少し広げて血管の縫合などもあったので予定の時間は5時間だったが大幅に超える13時間経過していた。

 

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術後は酸素マスクに腕と背中に点滴されて、左右のお腹にはドレーンチューブが付いている。

尿管カテーテルも着いていて心電図と血中酸素を測る装置も着けていた。

 

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血圧が低い。

80-60程度のようだ。

熱も39°くらいあるみたいだ。


6/8(火)

 

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何か音がするなあ、と思っていたら朝の5:20にiPhoneのアラームが鳴り出した。

爽やかなメロディーで音量もそんなに大きくは無いので放置していたが、一向に止まる気配が無い。

しょうがないのでナースコールで看護師さんを呼んで鍵付きの引き出しからiPhoneを出してもらってアラームをOFFにした。

 

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左手には血中酸素測定器、右手は点滴が着いている状態だが、何とかSNS程度なら出来そうなので、主要な所に書き込みを行った。

昔なら電話連絡が当たり前だったが、今は様々なツールがあるので便利になった。


友人や従兄弟や会社関係者などにも手術が無事に終わった事を報告した。

 

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8時過ぎに担当医が昨夜の手術の説明に来た。

「結構大変でした」とトラブル続きで苦労したみたいな話をしていた。

医療ミスだったとは絶対に言わないですね。

 

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午前中までは、麻酔が効いているのか、動かなければそんなに痛みは無かった。

しかし、徐々に痛みが増してくる。

全体的に痛過ぎて外の傷なのか、中の傷なのか判断し難い。

酸素マスクをしてると逆に息苦しい。

ずっと同じ体勢なので腰も痛くなる。

 

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お昼を過ぎてからリハビリの担当者が病室に来ました。

最初なのでベッドの上で軽い足のストレッチ程度です。

「ベッドに座ってみましょうか」と言われたので痛みを堪えてなんとかベッドの脇に座ってみた。

しかし、急激に気分が悪くなってきた。

 

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担当者も私の顔色が真っ青になるのを見て「大丈夫ですか?無理しなくていいですよ」と言いました。

これ以上は危険と判断したのか「一旦、横になりましょう」と言って、また仰向けに寝ました。

 

盲腸の手術の時は翌日から自力で歩いてトイレにも行けたが、今回は手術の規模が違うので簡単には動けないようだ。

焦らずにリハビリを続けるしかないな。