不定期な下痢
朝、昼、晩と定期的に三食たべる生活をしています。
入院前は朝抜き、昼抜き、夕食のみの1日1食の生活をしていたので三度、三度の食事に中々慣れません。
ここでは以前にも話した「ダンピング症候群」という後遺症の説明をしたいと思います。
ダンピングとは正しく、ダンプカーが砂利などを一度に一気にばら撒く事を意味する言葉だそうです。
私の身体の内部は胃を全部摘出したので、現在、右上の様な状態になっています。
通常ならば胃で食べ物を一時的に保管して胃酸を出して食べ物を消化しながら小腸へと流れていきます。
しかし、食べた物は口から入っても胃が無いので直接、小腸へ向かいます。
すると急激に血糖値が上がります。
血糖値が上がると身体が熱くなり冷や汗が出たりします。
その後、お腹が必ず痛くなります。
食後30分くらいしばらく座っているか、横になっています。
食べ過ぎると下痢をします。
血糖値の上昇を抑える為に今度はインスリンが出て来ます。
インスリンが大量に出ると低血糖になり、めまいがしたり、最悪、気絶する事もあるそうです。
この様な状態が出る前に飴玉などの甘いものを接種すると低血糖になるのを防げるそうです。
私の場合はここまで酷い後遺症は出ていませんが、食後の腹痛は必ず襲って来ます。
1日3食のうち、朝、昼、晩のどれかに1回、下痢を伴います。
しかし、これらを我慢すれば、思っていた以上に食べ物が食べられる事が判明しました。
何より食べる幸せが失われた訳じゃ無かったので少しホッとしています。