手術スケジュール
5/27(木) AM9:00
今後のスケジュールを聞きに病院へ行く。
先に外科医の説明がある。
医師は胃がんの位置が上部にあるので胃を残す事が難しいらしく、胃の全摘出手術になるでしょう、という事だった。
胃を全部取ると体重の15%、大体10キロくらい減ると言われた。
そして一緒に胆のうも摘出して、場合によっては脾臓も摘出する可能性があると言われた。
手術は早い方が良いという事で6/7(月)に決まった。
元々は早期癌の方の手術をする予定だったが、私の方が状態が悪いので順番を入れ替えると医師が言っていた。
あまりの急展開に心が追い付かないが、コロナ禍のご時世でトントン拍子で事が進むのは意外と幸運なのかも知れない。
午後からはバリウム検査になった。
この検査室では装置の真横にモニターが2台あり、医師も真横で操作しながら撮影をしていた。
うつ伏せや横向きになると自分のお腹のレントゲン映像がリアルタイムで確認出来る。
途中、発泡剤とバリウムの追加があり、トータル30分間、ベッドの上でグルグル回された。
検査の結果、胃の腫瘍自体は3cm程度だが、腫瘍を中心として根っこのように外へ広がっている形跡が見えるという事であった。
なので外科医が説明した胃の全摘出は残念ながら覆せないと申し訳なさそうに消化器科の担当医が話していた。
6/4(金) AM11:00
妻と二人で病院へ行く
先に外科の担当医による手術説明があり、その後、PCR検査を行う予定だったが、患者が多く12時半過ぎても診察の順番が来なくて午後1時前になってPCR検査を先にやった。
担当医のお昼休みの為か、午後の診察は2時以降になり、看護師から「お昼をとってきていいですよ」と言われ待合所から移動して昼飯を食べる事にする。待合所に戻って二組目にやっと担当医に呼ばれた。
手術の説明があった。
残念ながらやっぱり脾臓も摘出する事になった。
「仮に後に脾臓に癌が出来て手術は出来ないか?」と医師に問うと「リンパ節に近いから脾臓以外に転移する可能性があります」と言われた。
そう言われると脾臓を摘出する事に同意するしかない。
胆のうは残しておくと結石が出来てしまう恐れがあるから取るみたいで最近は胃の切除とセットみたいだ。
手術時間はおよそ5時間程度を考えているらしい。
入院時と手術日と退院日は家族の面会及び付き添いは可能だが、緊急を除くその他は家族でも面会出来ないらしい。
家に帰り着いたのは午後の4時過ぎだった。
5時前に連絡していた保険会社の人が二人、家に来る。
胃がんは三代疾病の病気なので一時金だけでも○00万円の保証金が振り込まれるそうだ。
その後、家族を連れて急遽、日程を変更して車検に出していた私の車をディーラーへ引き取りに行く。
帰りに地元でお気に入りのへうどん屋へ行く。
海老天うどんの大盛りにミニゴボ天をトッピングのスペシャルメニューを注文した。
久しぶりだけど、やっぱりこのお店のうどんは美味しい。
これが手術前の最後の外食となった。