検査は続く
内視鏡検査前日
今夜の夕飯は素うどんのみ。
朝からコーヒーしか飲んでない。
午後9時に水200ccに下剤を混ぜて飲む。
2〜3時間後に便が出ると書いてあったがお腹がぐるぐると鳴るだけでトイレに行く程でもなかったのでそのまま就寝。
朝になっても下剤の効果はないみたい。
5/26(水) AM8:15
病院に行って内視鏡による大腸検査をする。
控え室に集められたのは自分を含めて3人だ。
年配の女性と年配の男性だ。
仕切りがされた席に個別に案内される。
モビプレップという薬の入った液体が2リットル入った容器が机に置いてある。
この薬を1時間掛けて1リットルをコップ6杯に分けて飲むらしい。
その後、水500mlを3杯に分けて飲む。
各一杯毎に排便チェックシートに○✖️を記入するシステムになっている。
大腸検査時に内視鏡手術でのポリープ切除を行った場合は1日入院となり、入院前にコロナのPCR検査をするみたいだ。
自分の場合、薬6杯では便意がなかった。
その後、冷たい水を一杯飲むと1度目の便意が…。
すでに固形物はほとんど出ない。
席に戻って2杯目の水を飲む。
程なくして2度目の便意がやってくる。
ほぼ水しか出なくなる。
席に戻って3杯目を飲む。
この時点で10:23分になっていた。
10:25分に3回目のトイレへ。
水しか出てないみたい。
10:30分を過ぎてからは待合室にあるトイレで排便し、便の状態を看護師さんにチェックしてもらわなければならない。
10:35分待合室のトイレへ入る。
出るのは黄色い水だけだった。
恥ずかしいがトイレ横の呼び出しボタンを押して看護師さんを呼んで見てもらう。
「キレイですね、お薬飲みましょう」と言って腸の中の泡を取るという白い液体を持ってきた。
この間、胃カメラを飲む前にも飲んだ薬だった。
この薬と同時に水をまた2杯む事になる。
10:45分にまたトイレへ。
この後、これを何度か繰り返しす事となる。
待合室前には1時過ぎになると事前に薬をもらい自宅で下剤を飲んで対応してきた人が数人やってきた。
検査は予約制で何やら自宅から来た人が先に検査をする感じだ。
朝出てきた受付票の受付番号は14番だったが、消化器内科予約の予約時間は「17:30〜」となっていた!
一緒に病院で、下剤を飲んだ年配の男性の方も待ちくたびれて愚痴をこぼしていた。
その人の話だと、この病院はコロナ患者が多数いるらしい。
先程も防護服姿の人達がドーム型のストレッチャーに乗せられて救急搬送された患者さんが運ばれて来ていた。
患者が運ばれて来る通路はその間、閉鎖され待合室前の椅子に座っていると奥の椅子へ移動をお願いされる。
このような事が3回もあった。
予想に反して1時間以上前に順番が来た。
しかし、やはり検査待ちの最後だった。
おしりの部分に穴が空いている半ズボンと診察着に着替えて、しばらくして診察台へ。
内視鏡を肛門にゼリー状の薬を塗られ、腸の奥まで内視鏡をねじ込んで行くのだが、これがかなり痛い。
腸はくねくねと曲がっているので曲がり角が特に痛いのかも知れない。
奥まで届くと徐々に抜きながらポリープなどが無いか確認していく。
途中、小さなポリープが発見され、細い投げ縄のような輪っかの着いたワイヤー線を挿入してポリープを輪っかに入れて切除した。
出血はあるが、薬剤を注入して止血させていた。
それ以外は特に腸に異常はないみたいで内視鏡を抜いて検査終了。
医師にポリープについて訊ねると「小さなポリープで3ミリ程度ですので入院の必要はないです」と言っていた。
一安心だ。
バリウム検査は急遽翌日の5/27(木)にしてもらった。
当日は外科医の説明も一緒にしてもらえるようになった。